外国人の部下とのコミュニケーション

 
たくさんの外国人が日本を訪れるようになるにつれて、国内で働く外国人も年々増える傾向にあります。厚生労働省 が2017年1月に発表したところによると、その数は108万人(2016年10月時点)。自分の部下として外国人が配属されることがあるかもしれません。今回はそんな時に慌てないよう、外国人の部下とのコミュニケーション方法についてまとめました。

 
1.相手の国や文化に敬意を持つ

 
日本人同士であっても育ってきた状況によって考え方に違いがあります。文化や環境の異なる外国人であれば、その違いはいっそう際立つのではないでしょうか。業務が著しく滞るようでなければ、相手の習慣に寛容になることが、コミュニケーションをスムーズにするための基本と言えるでしょう。

 
外国人の部下に対して、「これだから○○国の人間は…」とレッテルを貼ることは絶対に避けるべきです。相手の国や文化に対して十分に敬意を払い、否定的な言動をしないようにしてください。宗教についても同様です。仕事と、国・文化・宗教とは分けて考えましょう。

 
2.目的やゴールををはっきりと伝える

 
英語圏において「部下」という言葉を日常使うことがないことからも分かるように、上命下達に闇雲に従うのは外国人にとってはかなりのストレスになります。そこで、プロジェクトの開始にあたっては、目的やゴールをはっきりさせることをおすすめします。これは、外国人ばかりでなく日本人の部下のモチベーションアップにも繋がります。

 
また、目的やゴール(成果)、戦略などを説明するためのミーティングを行うのが望ましいですが、時間が無ければ、これらを説明する簡単な資料を作成すると良いでしょう。さらに、プロジェクトの過程においては、進捗率や達成率など、具体的な数字を引き合いに出すと意思疎通が容易になります。

 
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