外国人市場で活躍する不動産企業インタビュー「株式会社アッドバリュー」様


リアルエステートジャパンではサイトをご利用の企業様を対象に、外国人市場で活躍される企業様へ独自のインタビューを行っています。今回は株式会社アッドバリューの代表取締役 冨永恵一郎 様にご協力いただき、外国人市場での不動産ビジネスに参入されたきっかけや、これまでのご経験などを共有いただきました。

 

写真:株式会社アッドバリュー 代表取締役 冨永恵一郎 様


自己紹介をお願いします。

アッドバリューではシェアハウス事業、家具付き賃貸事業、外国人向けの不動産事業をメインに行っています。その中でも特に外国人向けの売買仲介に力を入れています。今後は、外国人向けの事業や変わったオフィス・家具付きの住宅などの他の会社ではあまり扱わないような特殊な賃貸住宅に力を入れたいと思っています。

御社の得意とする分野は何ですか?

家具を設置するという面では、他社さんと比べて慣れていると思います。これまでの経験からお部屋のコーディネートは得意です。外国人向けの賃貸物件には家具は必須なので、この得意分野をもっと生かしたいですね。その他、売買では物件価値を高めるバリューアップ等も得意としています。

外国人市場への参入のきっかけは何ですか?

関連企業の社長からの勧めですね。面白いなと思って参入を決意しました。ただ、実際に参入してみて、決して甘い世界ではないなと思いました。

外国人市場に参入して予想外だったことはありますか?

実際に参入するまで、海外の人は場所ありきで物件を決めるものだとばかり思っていました。都心から離れたところはダメだと思っていたんですね。なので、神奈川、埼玉、千葉でも、物件探しの対象に入ることにはびっくりしました。これは不動産会社の思い込みですね。賃貸物件は場所が重要視されますが、売買は必ずしも場所ではなく、どちらかというと価格の問題だと思うんですよ。あと、外国の方は地震に関してとても敏感です。本人が気にしていなくても、周りの人からアドバイス受けることが多いみたいです。日本人相手とのやり方とは大幅に違うので、通常の感覚でやるとびっくりしちゃうこともありますね。特にめんどくさい作業が多いです。契約や手続き、税金に関してなど通常の売買より手間がかかるんですよ。ただ、手間はかかりますが、うちは長期的なビジネスとして見ています。

realestate.co.jpの使い勝手の面はいかがでしょうか?

自分が当初予想していた国からの問い合わせよりも、思ってもいない国の人からひょこっと反響があるのは意外な点でした。アメリカやイギリスからのお問い合わせがほとんどかと思いきや、カナダや東南アジアから来たりするんですよ。

外国の方から予想外な質問を受けたことはありますか?

色々な要求がありますね。日本人よりもピンポイントな要望が多い気がします。

外国のお客様と接していて喜びを感じた部分はありますか?

うちは素直にお客様と接するので、お客様にとても喜んで頂けるんですよ。お客様に喜んで頂けることが私たちの喜びですね。この業界には意外とズルをする人が多いみたいなんですよ。営業ノルマが厳しいところは、特にお客様に契約させるという目的だけで動くやり方になりがちです。

外国のお客様と接していて大変なところはありますか?

やはり手間がかかって面倒なところです。思い込みが激しく、頑固な方がいるのでその説得は結構大変なんですよね。日本の不動産について、何も分からないひともいれば、ご自身で事前に調べられていて事情をよく知っているひともいます。後者の方の対応の方が、厄介ですね。

リアルエステートジャパンに期待していることは何ですか?

情報の正確性のあるサイトでいてほしいと思います。最近よくおとり広告などが取り沙汰されていますが、あれはあまりよくないですよね。真面目にやっている会社がバカを見るなんておかしいです。近い将来もっと取り締まりが厳しくなるとは思いますけどね。他のポータルになりますが実は、うちの物件もおとり広告として掲載されたことがあったんですよ。そのことについて、掲載先に問い合わせたところ、オーナーに了解を得たって言うんです。うちがサブリースでやっているわけだから、そんなことありえないはずなのに。注意をしてもしばらく消してもらえず、悪質なケースですよね。

最後に何かコメントはありますか?

外国の人の方は日本人の方よりもリピーターになってくれるケースが多いんですよ。うちのスタッフは人あたりがいいから、そういった部分でリピートしてくれるんだと思います。外国の人がせっかく買ってくれるんだから、精一杯尽くしてあげたいですよね。それに、外国の方が日本の不動産を購入することは、日本にとってメリットも多いと思いますよ。衣食の分野において日本人は安くていいものは買いますが、不動産になるとそう簡単にはいきません。売主は高く売りたいし、買主は安く買いたいという要望もありますので。今の日本の不動産は、価格が高く手を出しづらい状況ですし、今後の日本の消費はもっと冷え込んでいくと考えます。不動産業界はこれからも海外を見据えていく方がいいと思いますね。

 

リアルエステートジャパンでは、定期的にサイトでお問い合わせをしたユーザーを対象に、アンケート調査を行っております。お客様から評価の高い企業様や、外国人不動産市場で活躍されている企業様へのインタビューを、今後定期的にお届けしてまいります。

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